2005年、3ヶ月間の渡墨。スペイン語留学。 オアハカとの出会い。
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ここで、初めて「物作り」の人たちARTESANOSと出会う。
「さる屋」の原動力にもなっている 「物を作る人の魅力、物づくりの魅力」を知るきっかけは。。。
友人、ホセに習い3週間かけて織り上げた自分の「タペテ」 買った物ではない。自分でイチから作り上げた思い入れのあるタペテ。 ホセの指導の元。マデハと呼ばれる羊毛の糸の束を織り機用に、竹の筒に巻きつける作業から、縦糸の準備、織り機に糸を通す作業 etc… とにかく,いちからのタペテ作り。
当初、織り機セッティング後の状態で織らせてくれないの? と いう私の発言に対し、ホセは。。。
「1枚のタペテを織るのに、どれだけ時間がかかるか、 どれだけ大変な作業かも理解して欲しいから。。。」と
彼の考えは、1枚の小さなタペテが仕上がったときに 私に物作を作る大きな喜びと感動をくれました。
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そして、この作業を経験した事で 現在の「さる屋」の根っこの部分にある 「物作りの素晴らしさ」と「見えない部分の大変さ」を知り 「ARTESANOSへの尊敬の念」が芽生えたと思います。
本当に体験してよかった!!と思える素晴らしい経験でした。 |
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